ビジョナリー

ビジョンの策定方法を以下に記載します。
御社のビジョン策定・見直しに活用してください。
まず、説明の前にビジョンが必要なのかと思われる方
もいるかもしれません。

ビジョンが必要な理由を以下に記載します。
・社会的情勢
 SDGsやESGといった社会や環境に配慮した事業
 であることが社会から要請されている。
・顧客からの要請
 今後、主要顧客が環境意識が高い世代になって
 いくため(ジェネレーションZ)。
 採用にも影響を及ぼします
・事業展開の指針
 多様性(ダイバーシティ)やインクルージョンなど
 会社としての方向性がますます重要となっている。
 社会起業家が注目されている。

ビジョンは3つの要素から成り立ちます。
1.コアバリューと理念
 会社の指針となる原則と信条の体系
 事業と人生に関する哲学
 絶対に順守されるべき原則
 ※石に刻むくらい変えてはいけないもので
  ピボットの対象ではない。
  ジョンソンエンドジョンソンの「我が信条」など

2.パーパス(存在意義)
 組織が存在する根本的理由
 コアバリューから生まれる
 常に努力されるべき目標ではあるが
 完全に達成されることはない

 ※司令官の意図となるように設定
  サウスウエスト航空「当社は最格安航空である」
  アマゾン「地球上で最も豊富な品揃え」

3.ミッション
 大胆で説得力のある野心的目標
 明確なゴールと具体的期限が存在

 4つのタイプ
 1)目標
  「自動車を庶民のものに」
 2)共通の敵
  「コカ・コーラを倒せ」
 3)ロールモデル
  「銀行業界のウォルマート」
 4)内部変革
  4)のミッションを掲げることは滅多にない。
  劇的な構造改革を必要とする組織向け。
  「リーンな組織、シンプルさ、俊敏さを
   身につけることを誓う」

ビジョンを策定したら、現在のミッションを実現する
ための手段である戦略を策定します。

【内部評価】
 ・強み
 ・弱み
 ・リソース(ヒト・モノ・カネ・情報)
 ・イノベーション
【外部評価】
 ・業界のトレンド
 ・成長を推進する要因
 ・技術のトレンド
 ・競合
 ・社会環境と規制環境
 ・マクロ経済と人口動態
 ・国際市場
【戦略】
 ・全体戦略
 ・製品
 ・顧客
 ・キャッシュフロー
 ・人材と組織
 ・インフラ


『ビジョナリー・カンパニーZERO』(2021,ジム・コリンズ/ビル・ラジアー)
『BLITZ SCALING』(2020,リード・ホフマン/クリス・イェ)
『トレイルブレイザー』(2020,マーク・ベニオフ/モニカ・ラングレー)
『アイデアのちから』(2008,チップ・ハース/ダン・ハース)