競争戦略

競争戦略の分類を以下に記載します。

御社の経営戦略立案時にどこを強化して戦略を立案
するかに役立ててください。

・メカニック
現業がメカニックになり、そこを強化する場合は
漸進的なカイゼンや垂直統合することで顧客への
メリットを増大させたり、価格優位性の確立を
図ります。
ECRSなどでカイゼンを実践してください。

・クリエーター
既存の製品/サービスをそのまま使用して、発想の
転換により、新たなビジネスモデルを確立します。
遊べる本屋、泊まれる本屋、グランピングといった
今までにないものの組み合わせや俺のフレンチ
といった同じ分野での組み合わせもあります。
また、イエローテイル(ワイン)のような評価基準を
ずらすようなことも考えられます。

・マーケットメーカー
顧客を深く知ることで潜在ニーズを掘り起こします。
P&Gは、消費者の調査を念入りに行い、ニーズの
掘り起こしを行っています。
既存顧客に率直な評価を伺う機会はあまりないと思いますが
聞いてみては、いかがでしょうか?
何かのヒントが得られるかもしれません。

・イノベーター
一番ハードルが高く、キャズムを乗り越えるまで途方もない労力がかかること
さえあります。情熱を注力するに値する(自らの)課題が発端となる必要があります。
インサイドボックス思考法を利用してください。

『ゲームチェンジャーの競争戦略』(2015,内田和成)
『インサイドボックス 究極の創造的思考法』(2014,ジェイコブ・ゴールデンバーグ)
『BLUE OCEAN SHIFT』(2018,W・チャン・キム&レネ・モボルニュ)