ファイブ・ウェイ・ポジショニング

ファイブ・ウェイ・ポジショニング の5つの指標
および人材の特徴を以下に記載します。
あらゆる商売は、次の5つの要素で構成されます。

やってはいけないこと以下に記載します。
1.価格操作
 公正な価格を望む
2.アンバランスなサービス
 付加価値の高いサービスを提供しようとしつつ、
 ベースがおろそかになっていないか
 本当に優遇すべき顧客は?
3.スムーズでないアクセス
 店内のオペレーションは?
4.過剰な演出
 楽しむことを求めているわけではない
5.過剰品質
 最高品質を望んでいるわけではない、あるいは
 多機能を望んでいるわけでもない

5・4・3・3・3を目指せ!

まず、3以下の指標があれば、そこから着手します。
なぜなら消費者は、総合点で判断するためです。
全て5を目指す必要もありません。
業界標準を上回る指標が2つ存在するように強みを
強化してください。
軍事戦略家のジョン・ボイド氏の正と奇の機動戦にも
通じる所があります。
日本の自動車メーカーがオイルショックを背景に
米国でシェア拡大し、オイルショック後もシェア拡大
し続けたのは正の燃費の良さに加え、
奇の品質・耐久性に優れていたためです。
ファイブ・ウェイ・ポジショニングの5と4です。

経営陣と中間管理職と従業員の判断結果が
一致しているか?
さらに消費者と一致しているか?
真の姿は顧客のみぞ知るため、顧客からGOOD/BAD
なフィードバックを常に収集してください。
さらに欲を言えば、供給業者にも協力してもらい
確認してください。

一貫性が重要になります。
価格だけでなく、
ファイブ・ウェイ・ポジショニングの一貫性
(高級品を扱うのに相応しくない店舗やサービスと
なっていないか)

成功について、全社員が一致していることと
サービスの場合は、懸命な努力(教育)、
リーダーシップ、企業風土が必要になります。

『ファイブ・ウェイ・ポジショニング』(2013,フレッド・クロフォード/ライアン・マシューズ)

『ウーダループ』(2019,チェット・リチャーズ)