ベストキャパシティ

官僚的な組織にならないための組織の
キャパシティを求めます。


E:エクイティ比率、S:マネジメントスパン
F:組織適合率、G:給与アップ率

◆E:エクイティ比率
 プロジェクト成功の恩恵を何らかの形で
 従業員に付与すること
 ストックオプションだけではなく
 より高い目標を目指そうとする熱意
 誰かに認められたいという願望
 スキルを伸ばしたいという意欲など
◆S:マネジメントスパン
 直属の部下の数
 CEOから最下層の間の層の数に関連
◆F:組織適合率
 個人が担当するプロジェクトにフィット
 しているかどうか
 ※単なる今できる、得意なことというわけ
 ではありません
 また、昇進に政治的な活動がどれくらい
 影響するかも考慮

悪い組織の例でいうと
階層が多く、階層が1つ上がるだけでかなり
給与が変わるため、同じチームのメンバーが
ライバルとなり、直属の上司に気に入られて
昇進を果たす手段の方が、仕事に没頭し
成果を出す方法よりも有効になり、いつしか
官僚的な組織になってしまいます。

良い組織の例でいうと
階層が少なく、階層を上がっても給与があまり
変わらない場合、同僚とより協力的な関係が
築きやすく、プロジェクトの成功に集中しやすく
なります。
ただし、組織適合率を高くする方策が重要と
なります。

採用についても、組織適合率が高くなる人材が
重要となるため、会社固有の判断基準を厳守
する必要があります。
イギリスの家具会社Vitsoeでは、最初は
見た目に左右されないように電話面接を行い
実際にチームに交じって働いて、お互いの相性
を探りながら採用しているようです。
そうしたことを繰り返すうち、子どものときに
レゴブロックで熱心に遊んだ人ほど良いという
独自の判断基準が出来上がったようです。

『ルーンショット』(2020,サフィ・バーコール)
『急に売れ始めるにはワケがある』(2007,マルコム・グラッドウェル)
『エッセンシャル思考』(2014,グレッグ・マキューン)
『アイデアのちから』(2018,チップ・ハース、ダン・ハース)